大きな吹き抜けがあるから
どこにいても家族がそばに

　若い頃から車が大好きなご主人。自ら設計デザインをして形にしていくのが趣味だという。存分に作業ができそうな大きなガレージを持つアーリーアメリカンスタイルのM邸は、まさにご主人念願の住まいといえる。
　車だけでなく、ものづくりが好きなご主人は、設計プランに関しても自らがスケッチして、「すまいるほーむ」に要望を伝えた。大きな吹き抜けを通して2階との一体感もあるオープンなLDKは、「どこにいても家族の声が聞こえる住まいがいい」という思いを見事に実現した空間だ。大きな吹き抜けによって家族を身近に感じられ、通常より1・5倍も大きい窓によって光や風がたっぷり入り込む。一般的には最も熱が逃げていく設計だが、「冬は暖かく夏は涼しく、ずっと快適です」と微笑む奥様。その理由は、北海道の平成28年省エネ基準をクリアした住まいだから。さらに太陽光発電を搭載したZEH住宅でもあり、環境にも家計にも優しい。全棟ZEH対応の同社は、ZEHビルダー評価制度で最高レベルの5つ星に認定されたホームビルダーでもある。

思いの詰まった住まいは
未来への楽しみを膨らませる

　デザイン性の高さもM邸の魅力。特に目を惹くのは、無垢材を組み合わせたようなLDKの天井のクロスである。玄関の天井にも同じ柄が用いられ、つながりが演出されているところも小気味いい。それ以外では、あえて空間ごとにデザインの異なるクロスが貼り分けられ、空間に個性を、暮らしにワクワク感をもたらしている。
　毎日、仕事帰りに現場に足を運んでいたご主人。「テーブルの高さに合わせてニッチを造ってもらうなど、急な要望にも対応してもらいました」と思いを形にできたことに大満足の表情を浮かべる。「これからは棚を作りたいですね」と、これからの暮らしにも楽しみが尽きない。お子さんを抱っこしながら、そんなご主人を優しく見つめる奥様の笑顔も成功の証といえよう。